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親の介護 その時娘としてどうすべきか 私の介護日記

私の両親共々要介護の認定をうけています。

父は一番重い要介護5で、施設へ。

母は要介護2ですが、一人田舎に暮らしています。

今日は実の母の話を書きます。

父が脳梗塞を起こし、認知症と合併して施設に入った後、田舎で二人で暮らしていた母は
一人になってしまいました。説得をして私のいる足立へ連れてきたのです。

母の為に、私は自分の家も越して
母の為に、トイレが和風がいいと言うので要望を聞いて
母の為に、歩いて買い物が出来る所をと繁華街の近くを選んで・・・・

自分としては、出来る限りの親孝行のつもりでした。

でも、
結局ある日突然、田舎に帰ってしまった母。


電車に乗るのも、カバンを持ってくれる親切な人がいて
切符まで買ってくれて
座席まで、乗せてくれます。

だから、お金さえあればなんとかなんとか・・・・

本当は私はそういうの困るんですよ。。。でも、結局帰ってしまいました。


何かあって家で母が倒れても、誰もいない。

それでも、田舎暮らしに慣れているから、都会は無理なんでしょうね。
帰った後に、私の弟が母に激怒して「一人で野垂れ死にてえのか!」と言ったそうです。。。


お正月に、様子を見に行ってきました。1・2か月おきくらいには見に行ってます。どんな暮らしを
しているのか・・・認知が進んでいないのか。

施設を利用しない時は、一日中 暗く暖房もない部屋で寝ているようです。
汚い話ですが、おトイレもトイレまで行けないんです。
だからオマルで済ませます。

昨年暮れ、そんな母が自転車を買いました。
もちろん乗れるわけないんですが、
どうもその自転車が20万円もするらしい・・・
寂しい母の所へ来て、話をして
売りつけたに等しい。
結局は、納屋にしまって埃をかぶってお終いです。


でも、
私は後悔はしていません。
たとえ、たとえ、母に何か起こってもです。
もちろん大事な母ですから長生きして、いつまでもこのままでいてほしい。
でも、時は等しく誰でも平等に老いを迫ります。
私とて同じことです。

いろいろな事が出来ずに、
床を這うような日々でも、
母はずっと暮らしたあの家にいたいんです。
築70年ほどもするすごく古屋です。
2階は蚕を飼っていたようで今は名残があります。
牛を飼い、蚕を飼い、野菜を育て、芋を作って売って生計を立てていました。

だったら、そうしてあげましょう。
そう
思うこの頃です。

たまに母は、父の事を話しますが、
父はもう認知で母のことはわからない様子。
それさえも、母は足立には来れないので知りません。
知らないでいいと、
最近は思います。
「こんな体じゃ会いに行けないよ」と漏らすと思い切って連れてってあげようかとも
思いますが、知らないのも幸せかと。


無情な娘で悪いな。。。と自責する日もあります。
そして、自分が老いて介護を受ける日が来たら
そのお金さえもないと、不安もつのります。


高齢化が進む世の中。
介護を受ける時も相当なお金が必要です。
施設も足りません。
家族も余裕ありません。

それでも、
私には、「おまえには感謝している」と必ず言います。

力不足の、なにものでもありません。
まだ私の末娘は6歳です。
この子が大人になった未来はどんな未来なのでしょう。
希望や夢を持って、親に感謝する日は来るのでしょうか。
高齢化の中、働いても働いても苦しい日は来ないのか。。
そう不安もあります。


今年、私は自分をかばうことなく
素直に思いを綴ろうと思っています。
自問自答のブログですが、反省文のようになって
また頑張ってを繰り返していこうと考えています。


二人で撮った最後の写真なんです。
親の介護 その時娘としてどうすべきか  私の介護日記_c0087023_21345046.jpg




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by pc_school_kitaaya | 2012-01-05 08:45 | 磯島の日記

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