暗闇で自分と見つめあう・・・・ 長野善光寺お戒壇巡り
2016年 02月 12日
日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来を本尊とし、善光寺聖の勧進や出開帳などによって、江戸時代末には、「一生に一度は善光寺詣り」と言われるようになった。
そして、初のお戒壇巡りです!!
その昔は、白装束を来てお念仏を唱えながら入ったようです。暗闇の中進んでいくと鍵がありそれに触れると将来死んだ時に極楽浄土に行けるというお約束の鍵?だそうです。
階段を降りて、少し進むと本当に真っ暗!
どう表現したら良いのか?というと「夜がいかに明るいのか」というかとにかく何もない世界です。少しの光も感じません。暗いというのではなく「真っ黒」なのです。
ネットで見ると、スマホで写真を撮る人もいたりするようですが不謹慎です(⌒-⌒; )
・いかに普段私たちが光という恩恵に預かっていたかがわかります。
(個人的なのですが、耳が悪い私は平衡感覚があまりなく、目で見えないと本当に困るんです。なので夜も電気をつけて寝ています)平衡感覚ゼロの世界です。泣きたくなりました・・・というか心臓バクバクのかなり緊張した世界です。)
目の不自由な方へ優しくしてあげなければいけないという当たり前がさらに理解できます。
世の中は、いろいろなものを見て感じるわけですがそれが自分と比べてどうだとか考え自我の中で苦しんでしまいますよね。そういうものがない自分だけの世界となります。私の様に安易に入ってしまうと心構えがなくパニックになります。自分の世界の中に心を落ち着けてはいり、身を清める構えで入ると良い様に思います。
小4の娘ですが、とても頼もしかったです。「まま、もうすぐで出れるからね」や「私の服をしっかり掴んでね。」なんて平然としています
長野に越した理由の大きな目的。これです。
歴史に触れたり、自然に触れたり・・・・人の触れ合いなどなど。学校で勉強することも大切。そして周りで体験する豊富な経験と知識がこれから大人になるまでに必要ではないかと。それをひとつひとつ親として触れさせたいと思います。
本人は、帰り道 あっけらかんとしてくつろいでおりましたが・・・・(⌒-⌒; )
by pc_school_kitaaya
| 2016-02-12 09:54
| 磯島の日記