手術

手術用に着替えを済ませ、個室のベットで待っていると看護婦さんが呼びに来た。
あぁ、この看護婦さん!、、8ヶ月前娘を産んだ際に母乳の手入れを一番よくやってくれていた人だったからよく覚えている。
でも、今日はお互い思いっきり愛想の無い顔で向き合った。
部屋も手術台も全て記憶どおり、娘を産んだ時の台だ。
何段か階段が付いていて台に登ると、硬くて冷たい感じ。
点滴をする為、腕のあちこちを見ている。
実は私は自分で何度も経験していてわかっているのだけど、血管が細い。
それでいつも看護婦泣かせをしている。
「う~ん、細いのは確かだけど、曲がってるのよね~」と言っていた。
そこいらの看護婦には私の血管は入れてくれない。
へんな話だけど、これでうまく入れるか入れないかで、看護婦のレベルを自分なりに図っている所がある。
今日の看護婦は????と考えているうちに、チクリと針が入ってきた。しばらく痛い。
そのうち、針を抜いたらしくやり直し。
「駄目だね。。。細い針にしたんだけど・・・」
と言いながら、血管を捜していた。
じれったくなり、「看護婦さん、ここ!」と自分で教えてあげたら、納得し、そこに注した。
今度はうまくいったらしい。。。。




続いて何やら、小さい点滴の袋を足し始めた。
「これは、麻酔が効きやすくするためのものだからね」
と言ってたが、これだけで随分と私の頭をぼ~~っとさせた。
気持ち悪く、この時点でギブアップしかけた。
記憶がまだらになっていく自分を制御しようと思うけど、目の視点が定まらない。
気持ち悪いと一人で騒いでたけど、それは誰にも聞こえない。

やがてまた看護婦さんがやってきて、どう?って聞いてきたが、答えにならなかった。
私としては一気にやってくれほうがましだ。
徐々にやられるのは嫌。
こんな病院止めればよかったとその時思った。
「もうすぐ先生が来ますからね」
そう言われたらほぼ同時くらいに、先生がやってきた。
もしかしたらぼ~っとしていて時間が過ぎたのがわからなかったのかもしれない。

先生がなにやら支度している間に、別の看護婦さんが入ってきた。
その看護婦さんが手術用に私の足を巻き始めた。
両方を縛って、「出来ました」と言ったら無愛想に先生が一言、「駄目、よく見ろ!」
なんと私はまだ下着をつけたまま。
だからもう一度つけたものを取り直し、下着を 脱がせ、更にさっきのものを付け直した。
この間、先生をウォッチングしていたが、本当に不機嫌顔。
忙しい間に来たのに、看護婦の不手際で遅れたよ といわんばかりだね。



いよいよ手術だ。。。。

更に先生が注射器で何かさしている。これが麻酔だな と自分に言い聞かせ
落ち着くように深呼吸をしてみた。
すると間にまた先生の一言
「あれ、この量違ってない?」
その返事は看護婦がどう言ったか聞き取れなかった。
先生が何か私に言ってる。。。。
喉がすごく痛い、一気に麻酔が喉にやってきて
これが頭にやって来た。
これで私の記憶は途切れる予定だった。
しかし、これから全く予定外の想定になってしまった。


麻酔が効かない!
頭が変にどうどうめぐりしているだけで、全く気絶出来ない!
先生の声がこだまする。
「看護婦を二人、至急!」
あぁ~~なんて事!
私は頭がはっきりしてきてしまったよ。しゃべろうと試みたけどろれつが回らず
ただ、ろれろれ声だけを発してした。
なのに、先生は手術を始めてる。
今何をしているのかがよくわかる。。。
気持ち悪い!
機械の音というか、金属音だけがよく聞こえる。
先生がはっきりと言ったのは、「やっぱり違うじゃない!」だ。
どうやら麻酔の量を間違えたらしいよ。
多すぎてよりはまだましだけど、こんな経験をするとは思わなかった。
手術で何をしているのか、先生や看護婦の話もそのまま聞こえた。

手術前に自分なりに想像したが、結局手術中は誰も思い出さなかった。
死んだ人でも出てきて、話しかけるのか とか、家族が現れるのか とか
夢がどんなものかと思っていたけど、実際はスーパーの陳列棚だった。
とにかく陳列棚が崩れていくのを見た。
色は黄色。
何度も何度も、その風景が現れた。 変な話だね。。。。
そのうち先生の声も何もしなくなった。終わったんだね。。。。


ほどなくして、看護婦さんが私に、もう終わったよ。と言ってくれた。
私の頭の位置が一番苦しい格好になっている為首が痛い。
喉も痛い。
麻酔が効いてる間は無呼吸になるから、まだ駄目だよと言ってくる。
手術も痛いが、私は痛みに強い。
しかし、この格好だけは一秒でも早く回避したい。
とにかく枕をくれ!と言いたかった。
ろれろれと文句を言っていたら、何?と無視ばかりしていたのに聞く耳をたててくれた。
私はジェスチャーで頭、枕 、としきりに訴えた。
答えは ノー!


頭の中を整理してると、そう言えばお腹の痛み?
そうか、私はお腹を手術したんだよな。。。。でも、私の苦しみったら、
頭に枕を置けないことだ。
私にとってはこれほど苦痛はないのだもの。。。。


しばらく経った。
その間、看護婦も誰もいない所で一人手術台の上に置かされた。
飽きて暇なので人差し指に刺していた金属をベットにカチカチと音を出させて
遊んでみた。
薄目を開けるとやたらに電気がまぶしい。

看護婦がやってきて、手に刺している点滴やら外してくれた。
同時に「歩ける?」と聞いてきた。
これは絶対無理!
私はお腹でなく、頭が動いてくれないから歩けないと訴えた。
でもおしっこだけはしたい。
すると看護婦さん、歩けないなら、おしっこは無理!と言って出て行ってしまった。
この時点で、この病院は絶対失敗した と思った。もらしてやろうかと思った。
出血がどんどん出ているのもわかる。
目も開けようとしても、うつらうつらして、見たいものが定まらない。
これで歩けとはいくらなんでも無理だよ。


結局それから何回も看護婦さんが来て、最後やっと自力で起き上がった。
車椅子で部屋まで運んでもらいその間トイレも済ませた。
それからは、ベットで頭を高くして休み、何時間かを過ごした。
それはそれは静かな時間。
うつらうつらとし、気がつくともう夕方になっていた。



私の今回の手術の話はこれでお終い。
心のケアは、自宅に帰って家族とともに出来る。
これは簡単に手術してという訳にはいかない。
時間と、自分の行ないが全てを癒してくれるに違いない。
帰宅すると出来合いの夜ご飯を買ってきてもらい家族で食事をした。
心の中のものは、ここでは触れずにお終いに・・・・・・・・・

また来週から元気で職場復帰しよう!
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-30 11:44 | 磯島の日記 | Comments(0)

水彩

間もなく水彩講座をご用意いたします。

パソコンで絵を描いてみませんか。

とっても楽しいですよ!
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-26 13:19 | 特別講座 | Comments(4)

愚痴

4人の子供達は容赦なく私に用を押し付けてくる。
朝から晩まで、「腹減った」と「金ちょうだい!」とを連発させてくる息子がいたと思えば
四六時中、ミルクとおむつ交換とおしゃぶりや離乳食などまだ目の離せない赤ちゃん。
遠く嫁いだ娘も昨日は誕生日。おめでとうメールくらい打っておかないと、実は怖い(苦笑)
明けても暮れても、信じられないくらい出てくるお洗濯物も回らず、しわくちゃになり、洗わなかったほうが綺麗だったんじゃないかと思うほどだ。。。。。

それだけでも根をあげたいのに、仕事はお休みなしである。
お盆もなく、今後の教室のお休みは正月を予定しそれまでは何とか頑張ろうと思う。

身体に嘘がどこまでつけるかわからないけど母は頑張るつもり。

そんな私だけど、来週は手術の為、数日お休みを頂く事となった。
術後の様子を見ながら、復帰も早いと思う。

世の中には人と同じでは努力が足りぬ。
とよくいうが、どうなのだろう?
どこまで頑張っても、貧乏は貧乏・・

こんなに頑張っていなくても、世の中裕福ってあるんじゃないかな。
貧富の差、これはあくまで全て努力の差ではない。
もって生まれた運命や宿命が大きい。圧倒的にそうなのではないかな。

愚痴っている暇があったら、仕事仕事。。。。。。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-25 15:37 | 磯島の日記 | Comments(0)

赤ちゃん6年ぶり増加

赤ちゃん、6年ぶり増加 厚労省人口動態速報のニュース

私もテレビで知りました。
キャスターはだからと言って安易には全くなれないですね~と言ってました。
いろいろな原因があると思いますが、私にはとても興味深い話でしたね。
子供達がもっともっとのびやかに過ごせる日はなさそうであり、歯止めがかからないのではないかなぁ。
昨日携帯ショップに行ったのですが、子供がどこにいるかすぐにわかる携帯がショップの表にデカデカとありました。
なんか虚しい時代です。

私個人としては、夫に持たせたい気持ちですが。。。。。


あはは。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-24 13:35 | 磯島の日記 | Comments(0)

子育てに・・・

私は、貧乏の子沢山というか(苦笑)子供が4人います。

上は嫁に行った娘から、下はわずかまだ8ヶ月まで。
孫もいます。
時代で子育ては多少変わることはあると思いますが、今は少子化で子供に目が届き
不必要な事まで親が干渉しすぎだと思います。
本などが溢れ、暇と余裕のある娘は孫に対してもきちんと完璧に近いほど決め事の
中で育てているようでした。
例えば・・・・・
離乳食は全て手作り。我が家にやってきた際は、ひとつひとつ小分けにし茹でて裏ごし
したものを冷凍にして保管していました。彩りよく出来て満足していましたが、親兄弟み
んなを巻き込んで裏ごし大会です。まぁ、その大変な事。。。。。
食べるときも二人がかりで一人は抱く係り。一人は口に運ぶ係り。聞くといつもお姑さん
とそうして食べさせているとの事。もちろんお風呂もそのごとくです。
私なんて、手がないですから、一人でいつもお風呂にいれたものです。当たり前の話
ですが。。。
案の定、娘は子供は一人でもういらない と豪語しています。
お出かけしてもどんな時でも孫の生活リズムは崩しません。えらいのか何なのでしょう?
私の場合は孫より小さな下の娘がいます。
生活はどうしても親に合わせてとなります。
仕事もしなくてはいけないし、職場に連れていかなくてはなりません。
当然、離乳食もたまには親の食べるものをやわらかくしてつぶすとか、ベビーフードも
たまに使わざるをえません。

託児所のほうで長いお盆休みを終えたら、大変だったと言われてしまいました。
どう大変だったかと言うと、抱いて欲しいと泣いて大変だったとか・・・
これは成長している証拠ではないだろうか?いつまでも、静かなまま、自己主張も
ないのもいかがなものかと・・・。
託児所では大変だと思いますが、いつまでも赤ちゃんのままでもありません。

世の中では少子化が深刻ですが、私のように子沢山は逆にあまり考えてない、という
事なのでしょうか。
自問自答しています。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-23 15:01 | 磯島の日記 | Comments(0)

9月スクール

9月のスクール講座は
知ってそうで、わりと知らない事。普段教室へ質問の多かった内容を
わかりやすくご紹介致します。


10月の予告
デジカメにしようかな。。。。
今は思案中です。
何かございましたらリクエストを下さい。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-22 14:39 | 特別講座 | Comments(0)

あこがれ

私はお料理研究家の栗原はるみさんが大好きです。
常に頭のすみにおいて自分をいましめる時思い出すようにしています。
ご本人は職業はあくまで専業主婦として貫いていらっしゃいます。
あれほどまで有名でありながら、派手に見えない?と常にスタッフなどに聞いてくるそうです。
朝、起きるとキッチンの大きな窓(壁がガラス張り)を磨くことからはじめ
ピカピカなので、窓があるのがまったくわからないほど・・・
三度の食事の度、新しくご飯を炊きご主人に食べさせるとか・・・・。
そのご主人、はるみさんの事を全く邪気のない人 と話されていました。

料理については、投函のあるものはすべて手作りし、一日180種類作りあげたそうです。
ご主人が、そこまでやらなくてもいいんじゃないの?と話すと、
一生懸命作ってレシピを送ってくれた人に失礼じゃない と話したそうです。
ひとつひとつ、自分で作られそして味を確かめる という並々ならぬ努力が影に存在して
いるのだと思います。


私事になりますが、実は料理が大の苦手です。
自慢のひとつにもならない話しですが、いくら一生懸命作ったつもりでも
どこか抜けてしまい、なんか味けない、そして見た目もなんか納得出来るものがありません。
今は忙しさにかまけ、手の込んだ料理はしないですが、パートの時代では
漬物や、初夏には毎年梅干や梅酒、秋には味噌を作り、自然食品にこだわり
料理を楽しんでいました。
生活の基本に料理は大切な基盤になります。
子供達には特に成長期であり、大切な事。

家庭という大切な基盤をおろそかにして、仕事やその先がうまくいくなんて
あり得ません。世の中飽食の時代になり、コンビニや外食産業はもてはやされていますが
それに頼った生活が、その結果年月を重ねたのちに病気や、家庭の崩壊の一因の一つでも
ある事に繋がると思います。

なるべくお昼は理想はお弁当を作り、違う意味での食事の贅沢をしたいものです。
違う意味での贅沢とは、自然のもの、旬のものです。

もうすぐ、秋がやってきます。実りの秋に、しちりんでさんまを焼いてみたり
採れたての里芋でもゆでてそのまま皮をペロッとむいてしょうゆでもかけて
子供達を味わえたらいいです。

~~~なかなか理想なんですがね。。。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-22 13:37 | 磯島の日記 | Comments(0)

お盆も無休のお知らせ

だいたいの教室ではお盆はお休みとなります。
元に昨年までは当教室もお休みでした。

しかし、普段仕事でなかなか受講出来ない方の為に
今年は開けようということにしました。
たとえ、人数的には少なかろうと・・・・

問題は、自分の末娘でした。
託児室がやっていないため、多少泣いたりしてうるさくなってしまいますが
子連れ出勤をすることに・・・
たまに騒ぐ事もあるのですが、受講後にすみませんとお話すると、普段
あまり話さなかった生徒様がいろいろ声をかけてくださったりで、私として
は意外でした。

子連れ勤務についてアンケートをしたかったのですが、エキサイトにはない
のでしょうか。。。

まだまだ、勉強不足ですね。。。すみません。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-14 12:59 | 特別講座 | Comments(0)

ちょっと仕方なく・・・

Yahooでブログを作っていたのですが、教材がExciteなのでちょっと仕方なく変更致しました。
ホームページはあくまでも趣味の世界ですが、個人で楽しく作成していました。
しかし、世の中ブログなので、こちらを少し自分でやらないとちょっとついていけませんので、
少し勉強の為にこちらに切り替えます。

ブログが当たり前という感じになってきましたが、いろいろな機能が盛りだくさんで、かつ簡単
だということで人気らしいですが、私にとってはやっぱりホームページに勝るものはないです。
いろいろインターネットをサーフィンしていると、他にもいろいろあるようです。
追いかけていると、それだけでも、結構時間が取られそうなほど機能がありますね。
日進月歩とはこの事ですね。。。。
遅れを取らないよう、私も追いかけながら、しかも楽しみながら続けていこうと思います!

写真は今はないので(今自分のPCではない)
あとで撮ったら掲載しま~す。
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# by pc_school_kitaaya | 2006-08-13 20:50 | 磯島の日記 | Comments(0)

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by 伊那市 いなわくわくファクトリー